しっくい(漆喰)「城かべ」としっくい(漆喰)セラミック「Limix(ライミックス)」の田川産業株式会社



城かべトップページ
漆喰の歴史
漆喰の機能
材料と施工
漆喰の材料
石灰の品質
不燃性
漆喰と油
下地
施工方法

城かべ製品
施工実績
新着ニュース


■ 不燃性 ■


  漆喰と不燃材料について

    漆喰は、消石灰を主原料とした古来よりの塗り壁材です。
    漆喰は江戸時代にも、延焼を防ぐ為の防火構造として発展しました。それが現在にも残る土蔵造りです。防火、不燃材料について「建築基準法第1章総則法第2条の8項及び9項」にて次のように規定されています。

      第1章 総則
      法第2条

        8項 防火構造
        防火性能(建築物の周囲において発生する通常の火災による延焼を抑制するために当該外壁又は軒裏に必要とされる性能をいう。)に関して政令で定める技術的基準に適合する鉄網モルタル塗、しつくい塗その他の構造で、国土交通大臣が定めた構造方法を用いるもの又は国土交通大臣の認定を受けたものをいう。

        9項 不燃材料
        建築材料のうち、不燃性能(通常の火災時における火熱により燃焼しないことその他の政令で定める性能をいう。)に関して政令で定める技術的基準に適合するもので、国土交通大臣が定めたもの又は国土交通大臣の認定を受けたものをいう。



  漆喰と防火構造について

    建築基準法 第1章 第2条 第8号の規定に基づき、建築基準法施行令 第108条の1号に掲げる要件を満たしている防火構造の構造方法は、建設省告示 第1359号にて次のように定められています。(抜粋)
    1. 間柱及び下地を不燃材料で作った壁又は、根太及び下地を不燃材料で作った床
      1. 鉄網モルタルで塗り厚さが1.5㎝以上のもの
      2.木毛セメント板張り又は石膏ボード張りの上に厚さ1㎝以上のモルタル又はしっくいを塗つたもの
      3.木毛セメント板の上にモルタル又はしっくいを塗り、その上に金属板を張ったもの
    2. 間柱若しくは下地を不燃材料以外の材料で作った壁、根太若しくは下地を不燃材料以外の材料で作った床又は軒裏
      1. 鉄網モルタルで塗り又は木ずりしっくい塗りで塗り厚さが2㎝以上のもの
      2. 木毛セメント板張り又は石膏ボード張りの上に厚さ1.5㎝以上のモルタル又はしっくいを塗つたもの
      3. モルタル塗りの上にタイルを張ったものでその厚さの合計が2.5㎝以上のもの
      4. セメント板張又は瓦張の上にモルタルを塗ったものでその厚さの合計が2.5㎝以上のもの
      5. 土蔵造
      6. 土塗真壁造りで裏返塗りをしたもの


  不燃材について

    建築基準法 第1章 第2条 第9号の規定に基づき、建築基準法施行令 第108条の2号に掲げる要件を満たしている建築材料は、建設省告示第1400号にて次のように定められています。(抜粋)

      1.コンクリート
      2.れんが
      3.瓦
      4.陶磁器質タイル
      5.石綿スレート
      6.繊維強化セメント板
      7.厚さが3mm以上のガラス繊維混入セメント板
      8.厚さが5mm以上の繊維混入ケイ酸カルシウム板
      9.鉄鋼
      10.アルミニウム
      11.金属板
      12.ガラス
      13.モルタル
      14.しっくい
      15.石
      16.厚さが12mm以上のせっこうボード
          (ボード用原紙の厚さが0.6mm以下のものに限る。)
      17.ロックウール
      18.グラスウール板


    ※詳しくは、国土交通省にお尋ね下さい。

←前のページへ戻る ▲ページトップへ